次も管理部門に転職したいけど、中々いい求人が見つからなくて困っていませんか?
私自身、40代でリストラされ転職活動を余儀なくされましたが、管理部門の求人を見つけるのは至難の技でした。
そこそこ管理部門の求人は出てはいるのですが、如何せん人気職種なため倍率が尋常じゃない。
当時まだ存在していた人材銀行に足繁く通いましたが、求人1件に対して100人以上が殺到する状態。
転職回数が5回以上ある私の経歴では、書類選考すら通過できないだろうと諦めかけていた頃、職場の元上司からMS JAPANという管理部門特化型の転職エージェントのウワサを聞きつけました。
目次
MS JAPANは管理部門に特化した転職エージェント
MS JAPANについて簡単に説明しておきます。
MS JAPANは、リクルート出身者たちが1990年に創設した転職エージェントで、総務・人事や経理・財務など、いわゆる管理部門とに特化した歴史ある企業。
発足当時は、日本MSセンターと名乗っていました。
また弁護士や公認会計士などの国家資格の有資格者や、コンサルタントの転職も取り扱っている珍しい転職エージェントとして有名ですね。
これら管理部門・バックオフィスと呼ばれる経験があれば基本的に登録拒否されることはありませんが、社労士や税理士を取得したからMS JAPANに登録して求人を紹介してもらえると勘違いしている多くの40代がトラブルの原因にもなっています。
逆に、経験はあるが社労士や税理士等の資格を持っていないと登録できないわけではなく資格がなくても登録できます。
これは、MS JAPANの求人の約9割が管理部門での経験を必須としており、未経験でも可能な求人が1割にも満たないため。
また場合によっては、50代以上の転職者のサポートも手掛けているので、転職エージェントが使えない50代にとってはありがたい存在であります。
MS JAPANは40代でも応募できる管理部門の求人が多い
MS-JAPANは管理部門の求人しか扱わない珍しい転職エージェントですが、他にもいくつかメリットを紹介しておきます。
1.40代の管理部門経験者に向いている
無料登録している会員は20代から40代が中心で、転職先として管理部門や法律事務所・会計事務所を考えている多くの転職希望者達が利用しています。
ただし先述した通り、管理部門の経験がないと登録拒否されるので何らかの経験が必要です。
MS JAPANは企業からの信頼も厚く、即戦力としてのビジネスパーソンを多数輩出しているため、どうしてもサポートの中心は30代から40代の経験者。
40代になると、現場職から管理職となり実力を発揮している方や、管理部門で役職に就いておられる方が多いのが特徴ですよね?
何らかの事情で管理部門に転職したいと考えているが、希少な求人にたどり着けなかった40代は私だけではないはずです。
そういう40代にはピッタリですね。
2.管理部門職以外の求人がない
転職エージェントに登録できたのはいいけど、自分の希望しない自爆営業職やパチンコ店のホール係を強引に紹介されたトラブルは後を絶ちません。
一方、MS JAPANは管理部門に特化した転職エージェントですから、非公開求人を含め閲覧できる求人は全て管理部門職。
加え、士業と呼ばれるスペシャリスト求人も数多く取り扱っているのが特徴。
スペシャリストとは、法律事務所や会計事務所の専門分野に特化した方々のこと指します。
職種から資格を探すのであれば
総務人事・経理財務・広報マーケティング・購買・秘書・その他の管理部門職
資格から求人を探すのであれば
弁護士・社会保険労務士・公認会計士・税理士(科目合格者)・米国公認会計士(USCPA)
が多数ヒットします。
3.求人が首都圏・関西・東海圏に集中
MS JAPANは、管理部門の求人を多数取り扱っていますが、その拠点は東京・横浜、名古屋、大阪の4拠点のみ。
そのため保有している求人も、東京・横浜、名古屋、大阪に集中する傾向にあります。
もちろん、それ以外の地方都市や海外企業への求人も取り扱ってはいますが、絶対数が少なく地方在住の40代にはお勧めできません。
東京・横浜、名古屋、大阪の4都市以外にお住いの40代であれば、JACリクルートメントをお勧めしています。
MS JAPANは経験を積んだ40代向けの転職サービス
MS JAPANは、企業の管理部門と侍業の転職に特化しているため、それぞれの職種に精通したキャリアコンサルタントが多数在籍。
30年もの長い歴史の中で様々な知識やノウハウが蓄積されており、短期的な目標ではなく中長期的なキャリアを優先したアドバイスをしてくれるのが特徴です。
私の場合、「早く内定が欲しいが故の総務人職以外への応募は、キャリアの一貫性がなくなってしまう恐れがあるため絶対に避けるべき。
1年以上探してそれでも内定がもらえない場合は、もう一度戦略を練りましょう」とのアドバイスをもらいました。
このアドバイス通り、1年を要してしまいましたが私は無事総務職として転職を果たしています。
なかなか管理部門職での転職が決まらない40代は、MS JAPANに登録して一度相談してみるべきですね。
ただし、他の転職エージェント同様、求職者担当のキャリアコンサルタントと、企業担当の営業コンサルタントは別々なのでマッチングのスピードは一般的かそれ以下。
これに関しMS JAPANは、職種に精通したキャリアコンサルタントが求職者に今後のキャリアの流れをアドバイスし、その後企業担当の営業コンサルタントから求人サイドの社風やポジションを説明して、ミスマッチを防いでいると説明がありました。
またMS JAPANは、管理部門職の求人を常時5,000件公開していると共に、独自の非公開求人を多数保有していることでも有名です。
その数なんと50,000件。
他の転職エージェントでは、数えるほどしかなかった総務職や人事職求人が、MS JAPANの会員限定サイトには応募しきれないほど掲載されています。
まさにパラダイスとはこのことを言うんではないでしょうか?
実際、MS JAPANを利用した40代にアンケートを取った結果、実に90%以上の人が「次回もMS JAPANを利用したい」と回答しています。
MSJAPANを利用するためのサービス利用の流れ
最後にMS JAPANの登録方法を説明しておきます。
他の転職エージェント同様、インターネット上から会員登録。
税理士や社労士の国家資格を持ってはいるが、実際の経験がない40代は登録拒否される可能性があります。
しかしそれ以外のケースであれば、転職回数が多くても経験が少なくても登録可能です。
私でも難なく登録できたのが、その証です。
その後、面談に来て詳しい職歴を教えてほしい旨のメールか電話がありますので、指示に従ってください。
基本的に、求人の紹介は会員サイトを通じて行われますが、私の場合、初回の面談時に数件紹介してもらえましたね。
興味ある企業について問い合わせると、企業風土だけでなく、採用部署の人員構成や面接担当官の人柄に至るまで詳細な情報を教えてくれます。
最後に、転職エージェントの攻略編でも話しましたが、担当してくれるキャリアコンサルタントには定期的に連絡を入れることと、分からないことや不安に感じていることは包み隠さず相談する姿勢が、求人獲得への近道ですね。
自分では探し出せなかった非公開求人を紹介してくれますし、何より「絶対に転職を成し遂げるぞ」って意欲をアピールし続ければ必ず力になってくれます。
私も自分では思いもしなかった業界の総務職を紹介してもらい、未来が切り開けましたから。
MS-JAPANの登録方法を解説!管理部門特化のエージェント
最後に今回の要点をまとめておきますので参考にしてください。
- 元リクルート出身者達が創設した転職エージェント
- 管理部門職としての経験がなければ登録できない
(※一部例外もあるため絶対ではありません) - サポートの中心は即戦力になる40代
- 管理部門職以外の求人を保有していないため安心できる
- 東京・横浜、大阪、名古屋に求人が集中している
20年に渡るサラリーマン生活で、一度でも管理部門職として勤務した経験がある40代であれば、登録して後悔はしない転職エージェントです。
私も大量の求人を紹介してもらえました。